ネコよ大志を抱け

Life is hard! 留学経験のない私。現在は外資系会社で頑張っていますが、それでも留学経験者や帰国子女にはかなわない。。それでも、それでも、歯をくいしばり、頑張る猫の勉強法と、様々な所感を徒然につぶやいてます。

高校野球に思う

夏休みなので、ちょっと英語学習の合間にテレビをつけたら、高校野球をやっていました。


年をとってから見る高校野球って、なんだかすごくこそばゆい。子供の頃は今よりももっと一般の人の野球熱が高かったし、高校球児は、未来のプロ野球選手なんだーと思いながら純粋に野球というゲームを楽しみ、青春のすべてをかけてひたむきに白球を追う姿に純粋に感動しながら、お兄ちゃんたち頑張れ!という熱い思いで試合を見ていましたよ。出場校の選手達に関する美談を見ても素直に、負けちゃってかわいそう。と心がやけにせつなくなったりもしたのも事実です。

月日は巡り、高校野球に出ているお兄ちゃん達は、いつしか自分よりも年下の年代になり、自分も社会人として仕事も忙しくなってきてからは、ほとんど関心が薄れ、私にとって高校野球は夏の景色ではなくなっていたのでした。

 

20年ぶり?に真剣に見た高校野球がこそばゆく感じるのは、自分に青春を思い出させるからかしら?ちょっと違うかな。

今高校野球を見ると、何故か痛々しく感じてしまうのです。長髪の選手って未だにいないの?ルーキーズに出てくるようなスポーツマンっぽくない選手はいないの?女子生徒はやっぱりマネージャーとしての添え物なのね。という斜めのコメントを呟きながら、何故か彼らを素直に見ることができない自分に、ハッとさせられます。そう。あまりにも神聖化された甲子園と高校球児達を正面から見れなくなっている自分に、寂しさと諦観を覚える今年の夏なのです。

外は夏の青い空、白い雲というテンプレートではなくて、蒸し暑さのある雨模様。

さて、現実に戻りましょうかね。