ネコよ大志を抱け

Life is hard! 留学経験のない私。現在は外資系会社で頑張っていますが、それでも留学経験者や帰国子女にはかなわない。。それでも、それでも、歯をくいしばり、頑張る猫の勉強法と、様々な所感を徒然につぶやいてます。

英語を話す時の発想とは3 英語のコア

友達と会話をしているというシチュエーションがあります。

「昨日会社でさー、怒られちゃったんだよね。。」

これを英語で言え!
と言われたら以前の私であれば、

「I was scolded by my boss at the office yesterday.」

と言っていたでしょう。確かに間違っていません。何が悪いの?
と思いますが、これはあくまでも日本語を話す時の発想だったのです。

英語のnative speaker的な発想を日本語を使って表現するのであれば

「上司が私のことをおこったんだよね。会社で、昨日さ」

となります。意味は通じます。でも、我々が聞くとなんだか座りが悪いというか、感覚的にむずむずして、
「いや、正しい日本語としては、昨日会社で~なんじゃない?」
と訂正してあげたくなります。だって、変だもん。
でも、これこそが同じ物事を見て聞いて体験し、それをどういう切り口で表現するか。
という発想の違いなのです。
ですので、これを英語を話す人の発想でいくと、

「My boss got angry at me at the office yesterday.」


私に「目から鱗」と感じさせた本では、
英語という言語は、原則として常に<strong>行為の発振源を主語</strong>に据えて、説明的に発信する言語なのだ。
と解説していました。 まさにこれです!

今まで英語では必ず主語が必要です。主語が長い時にはItを主語に据えて後で説明します。無生物主語を使う表現は英語では普通です。等々文法的なことは習ってきました。英語特有の表現ですね。
という説明も何度も聞いてきました。でも、何故そうなるのか。ということをわかりやすい言葉で教わったことはありませんでした。きっと、帰国子女の方々等は自然と体得している感覚なのでしょう。

主語を何にするかについては、もちろんいろいろな表現方法があります。
でも、コアの部分。英語を話す人の発想の原則はこの 行為の発振源 からstartするのである。
そしてそのうえに、いろいろな別の表現方法があるのだ。

ということを理解してからは、不思議と自分が仕事で英語を話し、書くスピードがupしたのです。

海外ドラマを見ていて、長らく疑問であった、
「you got me!」「you scared me!」という表現もストンと落ちてきました。
英語ではこう表現するんですよ。と言われて「ああ、そういうものなのか」
と思っていたことも、この、原則として行為の発振源を主体として状況を説明的に表現するのが
英語的発想である。
ということを理解してからは納得がいくようになりました。
また、早口の海外ドラマを見ていてもいままで、音としては捉えられていたけど、瞬間的に理解できなかったいろいろな表現がスッと頭に入ってくるようにもなりました。

もし、私と同じようなことで悩んでいる人がいらっしゃるなら是非一度本を読んでみてください。
kindleなら300円もしなかったと思います。

 

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